[intro] 掠れた音で奏でる歌 忘れられても 今 尚 謳う [verse1] やたらと雨が降った 明け方 風が吹いた 肌を刺す 立ち去れと喚いていた 居場所なんて無くて 残る体温 古に消えた まだ見ぬzion 枯れた才能 この己を縛る枷の中 永久に明けない夜の果ては未だ 視えない線路の延長線上 死ねない自分が「御機嫌よう」 居場所を持たない流浪の民 生まれた事実は動かない 愛を注がれない器に 穴だらけのこの惨状 Who's done it? パーツが欠けて歪んだ身体 存在さえも赦されないなあ [hook1] 生まれ落ちた時 意味を持たない ぼくの心は何処へ消えた 砕け散る様に 雨の中で ぼくの心は何処へ消えた まだここに居る意味を 何のために 生まれたのか まだここに居る意味を 何のために 生まれたのか [verse2] 人は誰かに必要とされて 初めて人に成れると聞きました その時ぼくは「死にたいな」と思いました 薄っぺらい目的論じゃ 生まれた理由を肯定しようが無いと知りました 意味無いな こんな人生何も意味無いなあ 生まれた時から茨の中 悪夢は未だ終わらない 焼け落ちた顔は知らない誰か みたいに見えた みんながあの目で僕を見てる 知らない言葉で傷つけてく 口実にされた既成事実 その産物は未だ死ねずにいる [hook2] 生まれ落ちた時 意味を持たない ぼくの心は何処へ消えた 砕け散る様に 雨の中で ぼくの心は何処へ消えた まだここに居る意味を 何のために 生まれたのか まだここに居る意味を なんで未だ 死ねないのか