街並に揺れる 灯りはあの日と同じで 近づく季節に 記憶の欠片を探した 移りゆく時と共に 歩き出す背中を ここから見ていた かける言葉も探せずに 時の狭間で たたずむ僕らを 優しさで包んでいた 想い出の花 懐かしさ連れて 春の風を運ぶ 舞い散る願い 儚く 遠い日の記憶 まるで昨日の事のように あなたとの日々が 鮮やかに蘇ります 旅立ちを決めたあの日 かたく誓い合った 初めて出逢えた場所に いつか戻ることを 願いの花は 絶え間なく今も 美しく咲き続ける 月日は流れても きっと来ない人の 帰りを待つ あなたをそっと包んで あの日の居場所で 二人は寄り添い合う 時の狭間で たたずむ僕らを 優しさで包んでいた 想い出の花 懐かしさ連れて 春の風を運ぶ 舞い散る願い 儚く 近づく季節に 二人の願いが舞い散る