約束は溶け出し 君が教えてくれた あの日の空に 耳を澄ましてた 伝わることの無い体温 静かに目を閉じて 消えてく記憶 悲しいから 戸惑いさえ閉じ込めた 光舞う夜と出会い こぼれた夢 滲む月に 照らされて 遠ざかる世界で 私のこの声が 切ないほどに 彼方へと響く 約束は溶け出し 君が教えてくれた あの日の空に 耳を澄ましてた いつもの四角い景色から 伝わる寂しさは 季節の香り感じるたび 今も胸を締め付ける 偽りの時を重ね 待ち続けた 君の欠片 儚くて それぞれの明日で 私のこの声が 響くと信じ続けているけど 約束は溶け出し 「いつか会える」そう言った 君との指切り 交わすことなく 沈みゆくオレンジの中で 立ち竦んだ私に 夜明けが囁いてる 微かな瞬き見つめ 歩き出せるなら この声が君へと響く… 約束は溶け出し 君が教えてくれた 小さな勇気 瞼に刻んで あの日見た2人の 笑顔だけは変わらず 続いていくと信じているから