きみのおふくろの目を盗んで いつもぼくらあたふたと 愛を交した ドアがあかないかはらはらして 廊下の足音に耳をそばだて ぼくらの愛はいつも おちつかなかった 今日はだいじょうぶな日なの いつもぼくら不安のなかで 愛を交した ブルー・ディがやって来ないと 心の底まで真青に ぼくらの愛はいつも 不確かだった あれから十年が過ぎた いまきみは名字も変った ぼくらの十代の愛は いまも時のむこうに 追いやられたまま <♪> ふたり重い足どりで 逃げるように病院を出て来た あの痛み あのくやしさ 時がすべてを癒すだなんて 決して信じたくなかったけれど でも時が勝った 時が勝った あれから十年も過ぎた いまきみは誰かの母親 ぼくらの十代の子供は いまも時の向こうに 追いやられたまま <♪> きみのおふくろの目を盗んで いつもぼくらあたふたと 愛を交した