滑稽だ。 感情という名の足枷に 囚われて、焦がれて。 一体どうしたい? 問いかけて返るその声は誰? 錆びた願い カラカラと軋んで 何処へ往くのだろう もう何も見えなくていいよ 「壊したい」だけど「選ばれたい」 嗚呼…! 素っ気ない答えと矛盾を綯交ぜに 呪(まじな)って、祝って。 一体どうしたい? 忘れたい 何度も何度でも 繰り返してまた堕ちるくらいなら 消し去ってほしいと、 千切れるほど叫んだ 本当はもう解ってたんだ。 痛みもこの息苦しさも、 望んだのは他の誰かじゃない。 そうだろ?もう目を醒ますんだ 錆びた心 カラカラとひび割れ 砂になったなら 最初からこうすれば良かった 「終わりたい」そして 「始まりたい」なら…
