たとえばあの月が 欠けてしまったなら キミは不完全だと云うだろうか 迷いも悲しみも 隠して抱きしめて ボクらはずっと未完成なまま 生きている (照らして 照らして 照らして) 宵闇に (光を 光を 光を) 何度でも立ち上がるから ――月が満ちた―― 奔れ、感情よ 衝き動かせ、魂の音を 聴こえるだろう? 騒めく心ごと連れていこう 何度だって生まれ変われる 痛いほどに脈を打つ 鼓動感じて 刻めよ、まなこ開いて 此れが我が生き様 行ける 君とならば 音のない世界で心を守ってた いつの日か振動を望んでた 嗚呼 一度目の波紋が水面揺らしたとき 抑えきれない衝動の音が溢れ出た 生きる熱情(ねつ)に猛る歌よ 響け、もっと高く遠く (照らして 照らして 照らして) 恐れない (光を 光を 光を) 夜に咲く華だとしても 月が満ちて奔る感情よ 揺り動かせ、魂の聲で 視えてるだろう? さんざめく命が瞬いてる 今再びさあ、集いましょう 月が指し示す下へ 聲を上げて 繋げよ、絆信じて 新たなる幕開け 明日へと斬り拓け