アンチソーダにいわせれば

歌詞

退屈そうな横顔に 花を咲かせてみたくなった 目配せで僕らちょっと合図して ずる休みは門を跨いだ 替えのきかない制服で 渚を蹴上げる愚か者 成績や評定を犠牲にして いたずらっぽく笑顔見せた 「また明日」って 言えるのっていつまでなんだろう 飛行機雲がこめかみを横切っていく 路地を抜ければ海が見えるよなんて 風のように駆け抜けていった 都会生まれだろ転校生 サイダーを賭けて栓を抜いた瞬間に はじけるソーダ、驚く表情が まるで走馬灯 スローモーション そういうことにしとこうぜ 今日のところは 知らないなぞなぞに 「答えは愛だ！」即答した 『ぱちん』 と☆でも飛びそうなくらいに やたら上手なウインクつけて かすってもなかったが 確かに愛には敵わないか? 俺は振られたソーダを考慮して 「正解」って指を鳴らした ここならきっと空に届くよなんて プールサイドに忍び込んだのに 真っ先に逃げ出す転校生 不意打ちでシャッターを切った ポラロイド きみだけちょっと大人みたいだった 「可愛いってこと?」とほざいてる そういうことにしとこうぜ 今日のところは ピンクとブルーが混じっている 気の早い月が浮かんで 夢見てるみたい 僕ら背伸びしていた 目があわぬよう 季節や未来やそんな全般と きみがやたらでかい声で僕を呼んだ 夕闇のなか、皆振り向くような 宇宙できみだけの呼び方で あたし 大切なものもすぐになくしちゃうし 約束なんてガラじゃないけれど 世界の終わりのその夜も ファミレスとかいこーね いつもみたいにさ そういうことにしとこうよ きょうのところは