もしも耳が聞こえなくなったら 君の声の形をどれだけ 思い出せるだろう もしも耳が聞こえなくなったら あのメロディをどれだけ 覚えていれるだろう もしも耳が聞こえなくなったら なんて「もしも」はもうやめてって 君に言われそうだなぁ 四半世紀を生きてきて大切なものは 増えたけど 朝の光にさらされた君の寝顔とか そういう 類のものばかりここに残っていた ねえ、いい?僕が怖いのは ひとり生きることじゃなくて 抱きしめてたこの距離すら 忘れてしまうことなんだよ ねえ、 もし僕が少しだけ 強くなれていたなら か弱い命に水をやろう なんて余裕も 少しはあったんだろうなぁ ねえ、いい?僕が怖いのは ひとり生きることじゃなくて 抱きしめてたこの温度すら 忘れてしまうことなんだよ ねえ、 まだ涙の数だけ強くなれない毎日も 君が笑顔になれるなら 最後くらい僕は強がってみるよ もしも月に住めたなら 僕らの地球には内緒で 2人の愛を描いてみたりして もしも月に住めたなら、、、 なんてやっぱ言えないや
