そっと優しく触れた温もり 深い霧で覆われて あの日救ってくれた私に 二度だけ姿見せた ずっと先が見えなくても どこかに居続ける 鳳 一つ 守りの神 塔高く見つめ風を待っている 鳳 二つ 脅威の念 五つの羽の色は文を操る 見えなかった 一瞬の影 だけどこの身で確かに出会った 生きるべきと知った 都会の真ん中で ああ 白く晴れた日 あの日救ってくれた私に 大きな羽音が聴こえた 目眩む虹色の光は 舞い降りた翼 鳳 三つ 才知の賢 真珠の森抜け 霧を晴らした 鳳 四つ 涙の憂 強くなるために知る弱さ 鳳 五つ 愛の鼓動 愛される事を知る 愛するために 五色の羽の文 何を云う