ワードハンター

歌詞

「多様性の時代だ」そんな言葉を 便利に都合よく手懐けている。 「差別」と「平等」我が身守る為、 便利に都合よく逆手に取ってる。 世間と対立、社会で孤立。 痛手を負ってもまだまだ懲りず。 僕の意見など鼻から拒絶。 マスクに隠した憤怒と侮蔑。 揚げ足を取れ!禁句を増やせ! 古い脳みそに銃を突きつけ、 言葉を狩れ!言葉を狩れ! 「住みやすく明るい世界を 創りましょう」 腫れ物に触るように黒とか白とか、 地雷を避けるように女だ男だ。 目を光らせている知ったかぶりの 外野が騒ぐ、真面目な顔で。 「優しい人に、正しい人に、 痛みのわかる人になりなさい」 あまり多くを求めないでくれ。 不出来な僕には荷が重すぎて…… 棚に上げて「我が身正せ」 理を詰めて引き金に手を掛けて、 言葉を狩れ!言葉を狩れ! 「誰も傷つかない世界を 創りましょう」 ──ワードハンター! ワードハンター!── 心が荒野になる未来が ──ワードハンター! ワードハンター!── 見えてるのか?返事はどうした? ──ワードハンター! ワードハンター!── 返す言葉すら殺されたか。 ──ワードハンター! ワードハンター!── あんたが望んだ 世界の居心地はいかがですか? 「ワードハンター! ワードハンター!」 発言は銃を捨て手を挙げてから。