Memories

歌詞

ひどく雨の降る夜更け 眠れないから眠れるまで 海の中を泳ぐ人影は水中の 静寂のみを知る 赤く染まった月を見る 彼が見る世界の色を僕は知らない 海原に浮かぶボート 漂うthought 空を描くHorizon Close your eyes 心室に投影されるキャンバス 砂の城も崩れるAftermath 翼の折れた鳥が鳴く声の 届かない空の向こうを越える 明日の自分を想像する 何もかも現実じゃない気がする 虚ろな顔の映る水を掬う 心の底を掘り起こすScoop 終わりの見えないあらしのよるに なにも聴こえないわけがないのに 桜は次の春を待つのみ 記憶の刻まれた暖かな風 全部が嘘に思えるようで 地図を失ったわからなくなった 道を尋ねるべき人もいない 荒野で僕はもう歩きたくない 未来などもう存在しない それはただの運命でしかない 鏡のように磨かれて輝くナイフは 時を刻み錆びつくのを待つだけ 僕は生きるだけ そう思うだけ 抱える無気力と責務の闘争 なにも手につかない孤独に 蝕まれれば夜は長くなるだけ 失うことと得ることは 表裏一体でいつもある ゼロサムゲーム 散らかった部屋の片隅で紡いだ 言葉は便箋から溢れだす 終わりの見えないあらしのよるに なにも聴こえないわけがないのに 桜は次の春を待つのみ 記憶の刻まれた暖かな風