気づかないでいたよ 馬鹿なフリをして 時計の針は進んでまた戻った 檸檬色のフィービー 僕を染め上げて あのキスのことも なかったかのように ダーリンダーリンはにかむより ほら手を握って 夏の日差しをうまく避けながら 不甲斐ない言葉ばかり 拾い集めてさ 繋ぎ合わせたら羽になるのかも 尖る月明かり 工場の煙 嘲笑う風に目を細めながら 求めていた目眩 逆さまの空に 帰りたいのならば怖がっちゃダメだ ダーリンダーリンはにかむより ほら手を握って 夏の日差しをうまく避けながら 光りたい普通のメモリー 透けてしまうような つまらない嘘も たまにはついたけれど ダーリンダーリン夢の中で 君を追いかけて 裸足のままで痛いアスファルト 不甲斐ない言葉ばかり 拾い集めてさ つなぎ合わせたら羽になるのかも ダーリンダーリン夢の中で