遠くに並んだ灯りをなぞって 続いていくその先が きっとあるはずと 揺れる目の奥に閉じ込めた熱を 今でも覚えている 気づかないうちに握りしめた手を そっと開らく 静かに重ねた暮らしがもうすぐ 変わっていくことにも もう私気づいてるの さよならのかわりに溢れた言葉を 今でも歌っている また会えるはずと 言えなかった気持ちも 抱きしめてる いつもよりも少し背の伸びた影が ガラスに映っている 追いかけた光を掴めたあの日を 信じているから 離さないように崩れないように 見つめている 小さな吐息で夜明けを待って