変わらないものなんて ないと思いながら 可もなく不可もない 生活を目指している こんな風に時々歌を歌うけれど 可愛らしい夢ばかり 見てはいられない 宝箱の奥にしまった貝殻たちは あの日のように 光ってくれるだろうか まばたきの隙間 揺れた景色が 同じ色に光っている 鳴り止まないメロディーと 色褪せない日々に 気づくことなくただ繰り返した 変わらずそばにあると気づいたなら もう目が逸らせないな わからないことも言いたいことも 今でもたくさんあるけど 書き溜めては吐き出せずに 鼻で笑って閉じ込めた できるだけさりげなく 言葉を選びあって 悲しかったことでも 笑えるみたいに 勘違いをした振り 続けているけどまだ 唐突な別れには慣れない 捨てきれないもの全部を 背負い込んだまま 眠らずにこの夜を飛び超えたい 回る回る視界にはまだ消えない 煙が泳いでいる 立ち止まっていても また歩き出しても ずっと俯いてる なんてばかみたい ままならない日々に涙が溢れても 傷ついたままでもかまわないの 抱きしめたいもの全部を 光らせるように 今日だけの声にして