横向きになった世界の真ん中 夜の音が籠って届く くしゃくしゃになった愛を 今日も広げて戻すのさ 惹かれあった日から同じ僕 同じ君で過ごし合えていたなら 変わらないままで今も 二人笑えていたのかな 甘いアイスキャンディの味 古い夢の音 悲しい現在ばっかりを噛み締める いつかの I love you 悲しみを残して 無邪気に笑うその画が 離れなくなった 「分かったよ」と余裕な素振りで 交わす愛の終わり まだ好きだよ なんてね ステンドグラスに例えるなら 君はあの明るい太陽 つまらないこの世界を鮮やかな色に 変えてくれていたっけな なのに染まった世界だけ 見つめていたから 君の本物にも触れぬまま いつかの I love you 苦しみを騙して 優しさを演じる君に 気付けばよかった 面影だけ残して 黒になる日々をよそに あの日の僕らは綺麗なまま 騒がしい街を通り過ぎる 幸せが僕を締め付ける やっぱまださ 悲しいのさ いつかの I love you 愛しさを歌って 冴えない夜だって そばにいたかったんだ 分かったよと余裕な素振りで 交わす愛の終わり 「もう好きじゃない」 なんて言えないや 思い出す君の声 少し小さな手 好きだった オレンジのアイスキャンディ これ以上何ももう望みはしないから だからせめて時には思い出して それだけで もうそれだけでいいよ