人鳥新世界

歌詞

今　傷だらけの足で　乾かない涙で 未完成新世界　走り出していく 世界はいつも僕らの心に背を向けて 平和な顔して回ってる　だからさ 「選ばれるためじゃなく、 選ぶため生きてる」って 呟いて今日を始めるんだ 曖昧なまま閉じたあの夢の続きが 僕の隣に座って　ほら こっちを見てる ハッピーエンドになる 日をずっとそこで待っている 朝日が昇ってく 今　傷だらけの足で　乾かない涙で 未完成新世界　走り出していく ただ　心の指す方角へ 自分だけの正解へ 悲しみも喜びも足跡になっていく 僕等がここで生きてる　それ自体が 未来の証明なんだよ 失って泣いた夜も 空しく祈った朝も 誰にも話せないことも全てさ 「この日の為だったんだ」って いつかは言えるように ずっと抱えて歩いてきた 声が紡げないことが 初めて怖いと思ったんだ 自分が自分じゃなくなって 消えてしまうような いつかそんな日が来るなら せめてこの瞬間だけ 大きく息を吸って まだ消えないままの憧憬を 泣きたいほどの衝動を 胸の中　置いたまま ここまで来たんだって ただ　心の指す方角へ 自分だけの正解へ 後悔や不安さえ 肯定して進んでいく 「ここにいるよ」 と叫んだ響きだけが 僕等を繋いでるんだよ 何も無いって気付いた日も 自分自身を憎んだ日も 終わりにしたいと思った日も それでもずっと消えない 輝いたままで消えてくれない あの光は何だったっけ もう　答えは決まってる あの眩い光は 自分が自分でありたいと歌う 未来の自分だ 今　傷だらけの足で　乾かない涙で 未完成新世界　走り出していく ただ　心の指す方角へ 自分だけの正解へ 悲しみも喜びも足跡になっていく 僕等がここで今でも息をしてる 「あの日」に負けなかった今日が 僕等の新世界なんだ