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蛍の道標

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  • 2024.12.30
  • 5:04
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歌詞

暗闇から 生まれた妖かしは 静寂から 顕れた 禍つ蜘蛛に 呑み込まれた亡者 禍つ穹に囚われた亡者 蜘蛛の仇に 呪われた 蝶のゆめと 紅に耀く 無数の眼が蠢く境界 無数の眼が蠢く境界 朔の夜に風が吹き抜ける空木の森 朽ちた木々の枝は天を求め ただ 嘆きの雨 待ち続けていた ただ 嘆きの雨 待ち続けていた 姿はまるで 哀しい 蛹のよう 誰もが 長い夢に溺れながら 抜け殻を踏みしだく その足音 生きていた証が 崩れゆくその足音 天と地の狭間に蔓延る悪意を喰らう 影 天と地の狭間に蔓延る悪意を喰らう 照らす約束 蛍の道標 汚れを濯ぐ 約束 悪夢を討つ弓で 視えない世界に落ちる 悪夢を討つ弓で 視えない世界に落ちる 迷わぬように君は私を 導く 灯 人知れず君は私を この場所へと 繋ぐ灯 独りきりで土に縛られた久遠の呪縛 その塚には誰も寄りつかない 嗚呼 愛し君を 待ち焦がれたまま 嗚呼 愛し君を 待ち焦がれたまま 願いも 全て泡に消えることを 朽ち草になる 躯を 打ち棄てれば 君は知りながらも 途切れていた その足跡 私の罪が遺る その足跡 吹き荒ぶ嵐が古い柵をほどく 吹き荒ぶ嵐が古い柵をほどくなら いつか叫んだ 言葉は 君の言葉は 私の道標 枯れて散った花を 咲かせる術はなくても 枯れて散った花を 咲かせる術はなくても 今 過去を思う私を あの頃へと繋ぐ奇跡 痛む記憶を思う私を 導く 奇跡 絶望から 生まれた蟲たちは 慟哭から 現れた 人ならざる 忘れられた亡者 物の怪と呼ばれた亡者 蜘蛛の毒で 貫けば 蝶のゆめを 解き放った刹那 ほたほたと 零れる 涙のような 光 ほたほたと 零れる 其は蛍の光 天と地を切り裂き 焦げ付く悪意を払う時 天と地を切り裂き 焦げ付く悪意を払う 終わる約束 蛍の道標 繰り返さない 約束 この手も届かない 視えない世界の君は この手も届かない 視えない世界にやがて逝く 変わることなく 永遠に私の 心の 灯 けれど 明日も私を あの景色へ 繋ぐ灯

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