退屈の街

歌詞

思えば、この青春時代は 少しだけ歪んだ 群像劇の結末みたいだ 悩み果てたあの夜の果てで旅人は 旧い毒を吐き出し、新呼吸、 繰り返す 暗闇 思えば、この世界に多くを望んでは 届かない悲劇を繰り返した 無情なものね 呆れ果てた街道沿いに広がる 朝焼けは 心の奥底を静かに引き裂いた 誰か僕を助けて！ 花は枯れ 時が止まってしまった 息をするたびに霞んでいく 現在地点 エンドレス、続いていく センスレス、諦めが エンドレス、まだ青い僕には 見えなくて 壊れていく世界眺めながら 染まりきれないでひとり、融解点 僕がつくった退屈の街は 隣の君には幸せな世界 僕らは たった一つの空気を 不可思議なくらいに 分けあっている 今日も東京は広告の戦場 仕組まれた言葉が誰かを救う、迷子 狙いすまされて消費されていく もう 追いかけるだけの馬鹿はやめだ 焦燥や 欲望は この歌に乗せて 書き殴れ エンドレス、続いていく センスレス、諦めが エンドレス、まだ青い僕には 見えなくて 壊れていく世界眺めながら 染まりきれないでひとり、融解点 僕がつくった退屈の街は 隣の君には幸せな世界 僕らは たった一つの空気を 不可思議なくらいに 分けあっている 果てしない退屈 一筋の光 書き殴れ、刹那 ここが分かれ目だ さらば