G.K.O.L

歌詞

退勤、未明の東京。 変わり果て、変わらない世界。 ガラス越しの夜景が、 わたしを照らしてる。 暗くなったオフィスの裏口をくぐり 抜けたら、 虚しさが溢れ出した。 なにやってんだ まあこんなもんか 24、5 世間体と比べっこ なにやってんだ 理想は淘汰され 何者にもなれないよ 価値が欲しいや 真面目ぶって健やかな歯車を 演じてた 最果てへ来た もう、 限界だって分かってたってさ、 私は永遠に時間の奴隷なんだわ! 酒煽ったって 蜜を吸ったって 気づいてしまったその時にはもう GKOL••• 「最近の若い子は」と言う 偉い人の黒目を眺めてる。 最底辺のお酌の後で表現の意味を 考えている。 結局満たされたいだけなのか? 今日も街に流される なにやってんだ あぁ はぁ もう、限界だって分かってたってさ 私は永遠に理想の奴隷なんだわ! 酒煽ったって 腰を振ったって 気づいてしまったその時にはもう 遅いのかな なにやってんだ!うんざりが満ちた! この発泡酒すら綺麗に見えるよ 馬鹿ばっかりだ 私もそうか 袋小路に風穴をあけろ G.K.O.L もう限界だって分かってるからさ 光も影も愛せるような気がするんだ 何度嘆いたって 変わらないって 気づいてしまったその時こそ その舵を切れ! また春が来る 歳をとる 季節を追い越してゆく 喉の奥が締め付けられる それでも くすんだこの虚しさを抱えて わたしを生きてゆく 今に見ていろ