愛していると叫んでおくれ 愛していたと思わせてくれよ 亡霊のようにこびりついて 離れない日々の 切れ端をポケットにしまう 流れない涙や 伝わらない言葉が 望まない他人の明日に花を咲かす 人知れず吐き出せそうかな 気づいた時には戻れないな 忘れていく 日々の愛し方 繰り返す同じ毎日は、 無限観覧車みたいだ 冷たい雨が降りしきるこの街で 希望が見えないや もう嘘もつけないや いつか得る喜びを花束にして あの時の僕に そっと手向けたい 14から消えない亡霊が この街のふとした瞬間に 佇んで 胸を締め付けるから 無力さだけが残るから 永遠に届かない気がする 愛していると叫んでおくれ 愛していたと思わせてくれよ 亡霊のようにこびりついて 離れない日々の 切れ端をポケットにしまう 冷たい雨が降りしきるこの街で 希望が見えないや もう嘘もつけないや いつか得る喜びを花束にして あの時の僕に そっと手向けたい 分かれ道で成り立つこの人生に 後戻りはないや だからこそ溢れるこの気持ちの 一つずつを 愛せるようにはなれなくても 季節は優しく 残酷に 進んでいく