大輪は夜空へ 既に打ち上がった模様です。 魚達は終わりを眺めて 静かに泳ぎ始めた。 ねえ、二人で居たはずが一人で居て 打ち上がった灯に音は無くて 優しさに包まれた「貴方」が いつからか「私」の救いでした。 あと どれだけさ「貴方」の海を泳げば この想いが伝わりきるのでしょう いつかは全て忘れてしまって どうしようも無く寂しくなって どれくらい泳いだかなんて もう分かんなくなっちゃって 「私」で居た「ワタシ」も 「貴方」で居た「アナタ」も いつかは消えてゆくんだろうな 願いは、大輪が咲き輝き続けること いつしか色んな事に気付き始めてさ 「貴方」の灯が消えそうな時 「私」が側に居れたらな もうどれだけさ経っても 「私」はあの頃を想ったまま 願うは、 「貴方」が哀しみ輝き失わない事 あと どれだけさ「貴方」の海を泳げば この想いが伝わりきるのでしょう いつかは全て忘れてしまって どうしようも無く寂しくなって どれくらい泳いだかなんて もう分かんなくなっちゃって 「私」で居た「ワタシ」も 「貴方」で居た「アナタ」も いつかは消えてゆくんだろうな 大輪は既に夜空に 打ち上がった模様です。 魚達は終わりを眺めて泳ぎ始めた。 優しさに包まれた「貴方」が いつしか「私」の救いでした。