流れる雲の様に ただゆっくりと 優しい時間が過ぎればいい なだらかに崩れてく 貴方の時間が止まればいい いつか来る最期に この手が触れた時、 涙は拭けなくていいから 貴方を離したくない 夜空が綺麗なだけじゃ 写真の思い出だけじゃ 「またね」なんて、 まだ言えない。 それでも続いてく日々の 早さに追い付けないまま あの日の雲が早かったこと 今更、気付いたの。 いつか来る最期に 私が触れた時、 沈みゆく中で昔の夢を見たい 繰り返すさよならが 変わってゆく全てが 耐えられないのです。 心より先に涙が溢れて 震える指先は貴方を探してる 明日も側に居たい 抱きしめて欲しい 神様、どうか いつか来る最期に この手が触れた時、 涙は拭けなくていいから 貴方を離したくない どれだけ時間が経っても 忘れたくない思い出が 此処に在るのです。