いつも夢の中にいたんだ 海のほとりを歩いてた 蜃気楼のような柄のシャツ着て 空のスーツケースひきずりながら 断崖へと続く長い道がある 火影がひとつ沖を照らしている ここできみの帰り待つよ 笑うことができてもまだ 疑わしい気持ちぬぐい去れない 石を削るほど風は強くて 思いがけぬ痛みに心砕かれて 波に打たれ嘆くあの影は誰だ ボートは闇に吸い込まれ消えていった 過去に戻ることはできない 許し合えるもうひとつのやり方 先へ進む力も小さな奇跡 断崖へと続く長い道がある 火影がひとつ沖を照らしている ここできみの帰り待つよ 生まれ変わるための光 光を