ざわめいた想いが声を運ぶ 錆び付いた心に鍵をかける 塞いだサヨナラ 朝靄に包まれた空 君の姿をぼかす 逃げ出そうと思ったら 開けられた籠 何度目の言い訳した 閉ざされた世界を覆い 覗き込むまなこ その眼に写る惨めな僕らは 力なく笑って離した ざわめいた想いが声を運ぶ 君に届かないと嘆く日々に 終わりをもたらす鐘が鳴ったら 涙を拭う日差しが僕らを見送る さよならはひっそりと歩み速め 僕らを分け隔ち夜に笑う 繋がれた手と手ほどけずにいた 君が初めて泣いてたから ざわめいた想いが声を運ぶ 夜の帳が笑顔に溶かされ 始まりを歌う鐘が鳴ったら 涙を照らす日差しに最後のサヨナラ