やさしいYesの合図

歌詞

朝の窓にため息を貼りつけ、 雲をそっと押し流す かかとの重さを指でほどき、 足元の影に火をともす 胸の片隅で渋る気配を小さく折り 畳み 靴紐の結び目に光を通し、 ゆっくり一歩を描く 信号は赤でも心は停止じゃない、 微熱で踊る 雨粒が脳内の砂利を洗い、 視界に余白が戻る 胸の奥の麦芽がふくらみ、 苦みと甘みが握手する 受け入れることが降参じゃないと、 息が言う 誰かの基準は風の地図、 瞬時に変わるから 君の速度でいいと頷き、 肩の荷を半分おろす 否定の声はvolumeを下げ、 生活音にまぎらせる 本音の色を取り戻し、 静かな勇気を磨く 手のひらを反転させたらsunrise、 血流が跳ねる 迷いごと抱いて前へslide、 曖昧さごと連れていく Noを飲み込まず形のまま提示し、 関係を守る やさしい強さで今日を開き、 心に余白を残す 未遂の勇気も実績にカウント、 失速は学び 返品しない後悔と仲直りし、 痛みの宛名を書き換える ゆるやかな呼吸で敵意を冷まし、 頬の温度を確かめる 微笑のレンズで景色が澄み、 世界が近づく 壁の落書きに未来のラフ案、 鉛筆は消せる 失望は鉛筆、 描き直せる線だと指先が覚える 情報の洪水に浮き輪を投げ、 視座の高さを調節する 自分の声を岸にして、 迷いの舟をそっと繋ぐ Yo, 曇天modeをquit, inner light legit, ためらいをsplit 取りこぼしもdata、 次の自分へちゃんとcommit 外野のscoreよりheartbeatを credit, kindness fit Small wins stack up, that’s the spirit, we uplift ためらいの棘をやわらげて、 痛みの芯を言語化する 比較の霧はここでcut、 視線を内側へ戻す 足音が合図、胸で合議してから進む うなずいた分だけ景色が明るく、 呼吸が深い 背すじを伸ばせば視界がclear、 眉間の皺がほどける ふるえた手でもtry and steer、 行き先は今ここ 僕らのYesは誰かを押さない、 境界線も大切に 余白を保って光を招き、 関係を澄ませる 喧騒の端に静かな縁側、 座面の木目がやさしい 暗がりの種に水をあげ、 芽吹きを待つ余裕を持つ 間違いを抱いて歩幅を決め、 季節の速さに抗わない Kindness is power, softly true, こころは折れない 夕焼けがビルの角でほどけ、 橙の粉が舞う 反射した孤独がやさしく薄まり、 輪郭がやわらぐ 遠回りした靴裏の傷が物語り、 誇りに変わる 明日を呼ぶ音が胸で鳴り、 合図は内側にある Step by step, 拗ね心reset、余白をrespect noiseをmuteしてfocusをselect、 境界をprotect I’m not perfect, but ready to proceed, seeds connect 誠実なペースで扉をknock、 希望をreflect 失敗の温度を受けとめ、 責めずに意味を拾う 期待と不安を対話させ、 折衷案に光を足す ここにいる覚悟を静かに纏い、 体温で道を照らす 呼吸の深さで夜がほどけ、 心拍がhomeになる うつむいた空にも光はある、 雲は動いている 低空飛行でも景色は広い、 地図は更新できる 僕らのYesが連鎖していく、 優しさが巡回する 今日を選び直すたびに軽くなり、 笑顔が増える