最終回の回想は 僕が泣いていた日を全部 笑ってたように 脚色をしてくれ 幼少期は走っていた たったったっ 通学路を歩いて 懐かしいような新しいような風 いつか僕らが住んでた部屋に 明かりが灯ってた 見知らぬ 誰かの場所に変わったはずなのに カーテンの向こうで いつかのまま 僕らが 暮らしてる気がした まだいつまでも続く そんな気がしたまま 描いてた未来図は 消しゴムの跡になる 手を振って笑って 大丈夫なことにして ああ 一人歩き出す 涙が止まらないよ 親友だった存在は 気付けば旧友になって 昔話じゃ 咲かなくなってた花 いつも朝まで仲間と語った 公園のベンチで 「静かになっちゃったな」と遠く 目をやれば あの日のあいつが 歌いながら自転車 とばして来るような 気がしたんだけどな 涙は乾いても 枯れ果てはしない あの日も聴いてたよな フジファブリック 僕が忘れた夢も 手放した気持ちも ずっと口ずさんでた 歌が覚えてるよ! まだいつまでも続く そんな気がしたまま 描いてた未来図は 消しゴムの跡になる 手を振って笑って 大丈夫なことにして ああ 一人歩き出す 涙が止まらないよ ああ この町と変わって 僕も大人になるよ 最終回の回想は 僕が泣いていた日を殺して!