大人になれない僕たちの 大きな憂鬱の小ささを 大人になった君は笑うだろう 笑っていてくれるんだろう 思い出す度に語り合う度に 感情を増してく記憶も そこだけ麻酔うたれたように 感覚はもう無いんだ 教室で歌った歌 あの頃好きだった歌は 大人に片足突っ込んでる 僕にはもう歌えなくなっていた 大人になれない僕たちの 大きな憂鬱の小ささを 大人になった君は笑うだろう 笑っていてくれるんだろう 12時を指した時計の針から 何よりも遠くにあるのは 真下にある6時じゃなかった 11時59分なんだ 地球の裏よりも 宇宙の出口よりも ふざけて笑ってた1秒が何よりも 遠くに見える 同じ場所で見た同じ夢 同じステージで歌った歌 1秒にも満たないスピードで 色が戻ってゆく 僕たちがここで泣いたこと 僕たちがここで笑ったこと 青春が袖を掴んだなら笑い返そう 大人になれない僕たちの 大きな憂鬱の小ささを 大人になった君は笑うだろう 笑っていてくれよ 違うステージで