静かに明けてく 夜の行き止まりで ガードレールに腰掛け 捨てそびれた夢 手放したぜ 誰も空になれはしない わかっている でも今はこうして 両手広げていたいんだ 愛するのはなぜ? 生きているのは何故? 答えなんて見つからない 頼りなく暗い闇を歩いた でも君が微笑う 僕に笑いかける これが終わりじゃないと だから 信じてみたい 寝そべった校庭で 胸に突き刺さった刺が 全べて終わらせると 理解っていた でも夢中だったね 誰も空を裁けはしない 両手伸ばしげ 名前を呼び 叫び崩れ落ちる 日々だとしても 信じるのはなぜ? 生きているのは何故? 希望だとか未来だとか いつでも裏切られてきたじゃないか でも君が手をひく 「歩こう」僕にささやく 涙が恥ずかしくて ぬぐわず下を向けば 僕の足許にも確かに道路は 続いていた 愛するのは何故? 生きているのはなぜ? 「君が欲しい・・・」 ただそれだけで 理由はきっと充分だろう さあ歩き出そう 朝陽の昇る都会へ ぶざまでもいいから 一歩づつでいいから 足許のこの道を 君と 二人で