足を止めて振り返ると 長く伸びるふたりの跡を 見ない振りは 離れるのは 私の手では終止符を打てない 強い雨音 彷徨っている 消える気配のないあなたの声 握った温度さえ昨日の事の様 心潰れていく 真実にぼやけた眼の奥で 抱いている あなたは冷たくなる 足を止めて振り返ると 響き誘う聞き慣れた声 平気な振りは 離れるのは すぐに出来ても傾く想いを 例え全て拒まれても あなたへの愛は癒えない このままどうか此処にいさせて 雨の酷さは増してくばかり 濡れる膝食い込む悲しみの行方 静かに待っている 現実にぼやけた眼の奥で 支えてる 過去のふたりが笑う 足を止めて振り返ると 巡り落ちる一瞬一瞬が 溢れすぎて 色を染めて 青い時間も白が淡くする 時計の針が背中を押す 彩る記憶に癒えていく あなたに逢い触れた指は 愛しさ知り脆さも知った 不安さえも 優しくして 温かい幸せな恋だった 足を止めて振り返ると 巡り落ちる一瞬一瞬が 溢れすぎて 色を染めて 青い時間も白が淡くする そろそろ行こう 終止符を打ち 明日を見てるふたりにカギかけて