悲しい思いするなら 知らないほうがよかったなんて 知らなくていいことなのさ 他愛ない会話だったり 日常を切り取って そっと アルバムに閉じ込めた どんな時も ずっと 傍にいたい そう思うのも 自然なこと 何もかも受け入れても 変わることのない夢 走り出す風に この想い乗せ グランドエンディングまで 届くように 君の知らないストーリーに蓋をして 優しい未来へと 振り向かずに 行こう 砂みたいに落ちていく 両手の隙間から なぜか 仕方ないなと思えた 君のことを きっと 傷つけない この我慢なら 造作もない 泣き顔も笑顔にする 幸せのような魔法 雨上がりの日は その手を引いて 太陽のないほうに指をさして 澄み渡る空に遠く虹の橋 すべてを溶かすような 明日の光 朝陽がにじんだ窓辺 笑った君を見つけた 忘れないでと思うままに シャッターを切った 切り抜いた世界だけは 綺麗なままだから 君がいれば 強くなれる 僕が見つめる未来の先を 照らす 走り出す風に この想い乗せ グランドエンディングまで 届くように 君の知らないストーリーに蓋をして 優しい未来へと 進んでゆこう あの日あの時 愛を失って 闇に呑まれた僕は泣いていた それでもこうやって今笑えるのは 優しい君がいた それがすべてだった