気づけば寝ていたのは ずるい君のせいか それとも 昨日の居酒屋での飲み過ぎか 「そういう人でいてね」 と呟いて君は また瞼を閉じるんだ キスを重ねて 傷の数を増やしたとしても 点と点が増えるだけで もう意味ないね 電話越しの「ただいまは?」 もう言わないで ずるい君のせいにして 愛していたこと思い出すように 星の降る夜を待つ 着信のない確信はない 楽チンな恋は もう懲り懲りだと思ったのでした 気づけば寝ていたのは 下手な僕の方だけど オリオン座を教えてくれた 夜を思い出す 「可愛いだけじゃないね」 と呟いた君に また僕は恋するんだ 愛していたこと思い出すように 星の降る夜を待つ 「もう好きじゃない。」 嘘つきじゃない? 恋人じゃないから さよならじゃないね またどこかで