Track by幽体コミュニケーションズ
窓に手紙を出したら 夜が剥がれて琥珀になったり 言葉と声のあわいを辿ったり ゼロに戻したりとかしてる 春の小指を食んだり 拙い海の港になったり 瞳に船を浮かべて揺れる 光の波間で息継ぎして 奪い取れない弱さは一目見て 気づいたよ 遠い夢はくずほれてしまう またどっかで聴こえてる 汽笛の行先を 僅かに笑み落としたら 手の甲には桃色の水脈が 広がるように流れて一つの温度が 滲んでる 忘れてしまうようなら 忘れたように残しておくよ 何も見えない何も言わない 光の波間で息継ぎして