~♪~ 人が死んだ殺された そんなニュースを 味のしないご飯を詰めながら 生と死が同じ時間 マフィアのように手を組んでいる この日生きてる人と 死んでしまった人と 何がちがうかってわからない それが運命かってわりきれやしない 手元の現実が鳴る 友人の笑い声 耳が痛むより胸が痛む そんなこんなでも遊びにふける午後 ここは別世界ではないのに ~♪~ 一歩 町へ飛び出せば忘れてる 楽しいことばかりに忘れてる 時がどこへ向かう旅路か ことの短さを知らないで 哀しみに濡れた地図を蹴って 目もくれずに行く十代は うすっぺらな心 どこまでも 意味のない集まり 雑談に身をまかせ ためる言葉もなく 喋り疲れて おかえりの無い時間に 机に向かえば言いようのない 罪悪と静寂につぶされる 世に生まれたことに悩むのならば 生まれてこれたことに懸命に生きて いつか“人生”と太筆で書いても 恥じることのない 道を 道を ~♪~