Track by山口 百恵
古い時計が 夕べを告げた いつかうたた寝していため ここの長椅子 私の膝を あなたは枕に していたわ 指に巻いてた あなたの髪も 消えてはかない 夢のあと 夢の続きね 麦藁帽子 壁にかかって いるけれど あれはあなたと 過ごした夏に 避着地のお店で 買ったもの さした野の花 今では枯れて 少女時代は 終ったの 夢はふたたび 嘆きをつれて こんな夕べに やって来た 強い女と 私のことを 誰もが見ている ことでしょう それは見せかけ 遠くの恋を ひとり偲ぶの 夢のあと