湯気と活気が立ち昇る中華街を掻き 分け抜ける 陰る日と波音を頼りにしてきみを 探す 『なんで?』 なんて 言葉の先に何があるかわからなくて 今は少しだけ泣きたいの 夜の闇に紛れるうちに 冷たい夜風 6畳半の明かり 何気ない日々 優しい嘘 不器用な僕 乾いた冷たい空気がこの身を 満たせば満たすほど 温まった息は消灯間際の蛍光灯を 身に纏って 涙が乾く頃には ありがとうの言葉がじんわり ただ心満たすはず ほろ苦い思い出には花を添えて メロデイと 共に鮮やかなままにフィルムに 残せばいい 二人を繋いでいた なかなか言えない本音も 明日には魔法のように言えるかな 時には立ち止まってもいい それを 教えてくれたきみがいるこの街を 見下ろして 乾いた冷たい空気がこの身を 満たせば満たすほど 温まった息は消灯間際の蛍光灯を 身にまとって 港が見える丘には淡く光る風が 吹いている ただ立ち止まっている 乾いた冷たい空気がこの身を 満たせば満たすほど 温まった息は消灯間際の蛍光灯を 身にまとって 涙が乾く頃には ありがとうの言葉がじんわり ただ心満たすはず かけがえないもの 離ればなれだって 色褪せないから