「失ってしまう物ほっといてさ パーティ?君、正気?」 ほら何時だって 他人は仲間のフリして 僕らに忍び寄り ただそうやって強く正しい言葉で 「賢い人」になり くだらないことは ただくだらないままに ほうほうほうほっほう 知らない事ばっかだろうに 正しさなど決められないぜ このマダラの知識で見えた色彩は 「誰か」とは違う筈なんだから 「涙の数だけ強くなれる」なら 恐らく僕は弱い 今目の前の君が泣いてる訳すら 僕には判らない でも知らない事なら 知らないままでは 罪だと思うんだ 譲れないものが ある筈だと歩める綺麗な僕でいたい ねぇ僕だけなのかい? 終わらない思い遣り押し付けていて 疲れ切ったのも貴方の所為にして 頭の中こんがらがり出して 演じ切っていた筈の役割が 少しずつ綻んでくの ほうほうほうほっほう 見えないモノばっかじゃないか 正しささえ煙に撒かれて ただマダラの知識で見えた色彩が 正しいと願えばそれでいい筈だ そんな思いも偽りだと 思う心を濁して ずっとどこか演じ続けている 自分に気づいて それを隠す嘘をついた事を 隠すための嘘を、 重ね着したそれを一つづつ脱いで 肌寒くなる覚悟を決める 「貴方といる僕」と「僕」の差異が 埋まらなくなった 僕は「僕」で居たいや 僕はアクター、芥、悪だ 忘れていたんだよ 忘れていたんだよ 忘れていたんだよ