夢の中で懐かしい 制服を着て笑ってる 雨が降ったグラウンドの あの匂いがする 当たり前な顔して 隣を歩くアイツが 渡り廊下でつまづいて 派手に転んでさ バカ笑いしている 空っぽのカバンに 何を詰めていたんだっけ 今より少し青い 春の空の下 不安に潰れそうでも 独り眠れない日も あの頃の僕らが笑い続けてる 二度と逢えないけれど 不思議と寂しくないよ お前が好きだったあの子は 綺麗になったみたいだよ 卒業式が終わったのに 涙ひとつも出てこない そりゃそうだろう まだ何にも見つかってもないのに 始まってもないのに 大事にしまい過ぎて 忘れて無くしていた あの頃の夢が心蹴飛ばしてる 本当にさよならだけど 何ひとつ消えてないよ お前と描いてた 未来にいつのまにか 追いついたよ 不安に潰れそうでも 独り眠れない日も あの頃の僕らが笑い続けてる 二度と逢えないけれど 不思議と寂しくないよ お前が好きだったあの子は 優しい顔で 笑ってる 小さな手を引き 歩いてる 変わらないみち 歩いてく