呆けた顔して若者が行く 夜の学生街は賑わう 彼奴の吐捨物 軍手の片方 捨て看板の女がぼやく 処世の悲しみを知ってるかい? 猿の学生さん 呆けた顔して若者が行く 夜の学生街は賑わう 彼奴の吐捨物 軍手の片方 鼓膜を裂くかまいたちの夜 冬の淀川を流れる死体 猿の学生さん 俺の知らない遊びを知ってそうで 嗚呼なんか急に虚しくなる 猿の学生が悪いことをしている 雰囲気の大蛇に呑まれて笑う 猿の学生さん 猿公得てして得て勝手して よしゃあいいのに喧嘩が始まる 仲裁人含む計三名 男気を誇示してる感じが見え見えで 見てるこっちが痛い 猿の学生さん 俺の解さない価値観を持ってそうで 嗚呼なんか急に死にたくなる 猿の歓迎会 サークルかなんかの 吉備団子ひとつでぐるぐる回る 猿の学生さん 呆けた顔して若者が行く 夜の学生街は賑わう 処世の悲しみを知ってるかい? 猿の学生さん 猿の学生が悪いことをしている 雰囲気の大蛇にのまれて笑う 猿の学生さん 恋する学生が赤い月を見ている vividな彼女を捕まえてさ 猿の学生さん