アラーム音 固定パターン1に 感情まで支配される朝は 血でも魂でも何で売っ払って たった一秒でも長く眠りたい イメージに真理を見る様になって 幻想しか産めん頭になって 意味やら理由には 関心もなくなってゆく 鼓膜に付着したメロディー 暮らしに膜を張るみたいに漠然と 夢を見てしまう 例えばあの風車の町に漠然と夢を 見てしまう あの日僕が侮蔑の目を向けた大人と 同じ顔して 行けもしない旅行の計画を立てて 笑う 消耗して 命を使い切って 新しい存在になれるのなら 真夜中 一人きり呟いてしまう様な 僕は一節の言葉になりたい 笑った君の顔が好きで漠然と 恋をしてしまう 纏ってる雰囲気が好きで漠然と 恋をしてしまう 共通の話題が無い事に気づく前に 明かりもテレビも点けたまんまで 疲れて眠ってしまった 行けもしない旅行の計画を 浮かべながら 月でも城崎でも何処へでも飛び交う トラベルプランは 寝て起きたらいつもの朝が来て 忘れちゃったよ…