Track by比屋定 篤子
酔いしれた夜の吐息 みとれたあとの欠伸 のこらず全部 透きとおるまに口づける 緩くきらめく窓に 月の雫の舟を みつけた朝に願いかなうという話 ずっと今も信じてるの 不機嫌な昼のテレビ うつろなままの返事 身うごきひとつ いとおしむよに息をつく すましたままで不意に あやつられてる肩を 溶かした闇に 背中を向けている素振り たぶん今もあいしてるの