まぶたから離れない景色に 変わりゆく町並みが ついてこれなくなった あなたが浮かぶほどに 沈んでしまう心の海の底で ただただ身を委ねて いまさらかもしれないけど どうしようもなく ただどうしようもなく 思い出した 記憶の中に 映り込んだ景色を探している あなたの好きな花 あなたの好きな海 あなたの好きな店 あなたの好きな歌 今でもちゃんとそこにあったよ いつでも帰ってきていいんだと 遠くにおいてきた記憶が この世界の隅っこに 転がっていたんだ 全てがあの頃のまんまで おかえりって言われた気がしたんだ いまさらかもしれないけど どうしようもなく ただどうしようもなく 嬉しくて 悲しくて それを伝えることさえできなくて あなたの好きな春 あなたの好きな夏 あなたの好きな秋 あなたの嫌いな冬 今でもちゃんとそこにあったよ まるでなにもなかったかのように 存在するという意味が たったいちー度きりではないこと 生まれ変わるってことじゃなくて 永遠ともどこか違うもので 僕とあなたが信じることで そこにあったという事実が 肯定されるのかな あなたが好きだったよ LALALA あなたの好きな花 あなたの好きな海 あなたの好きな店 あなたの好きな歌 あなた好きな春 あなたの好きな夏 あなたの好きな秋 あなたの嫌いな冬 今でもちゃんとここにあったよ 何も変わらないままで