油断したガニ股のあいだを猫が通る たまにはいいじゃん 次から気ゃっつけりゃ 励まして励まされながら生きたいな そうはならないか 「今日隣に引っ越してきた 不運といいます」 こりゃヤバいな いい人なんだけど ひとつが気になったら 全部がダメそうじゃん お世話になります 悲しいことばかりだ 泣きたいことばかりだ わかる わかるけど とりあえず 春が来たよ 君に アイホールに 薄めのピンクを入れてみた 似合うだろうか 柄でもないんだけど 涙が流れたとき 少しは咲くだろうか そうなればいいな どう考えても二人ぐらい必要だ 休む自分と働きたい自分 でもそのままいくと 別人になりそうじゃん お茶でも淹れるか せつないことばかりだ もどかしいことばかりだ わかる わかるけど とりあえず 春が来たよ 君に 悲しいことばかりだ 泣きたいことばかりだ わかるけど家の鍵閉めたら 春が来てる 故に 春が来たよ 君に
