大きなマグロの欠片 流れるように捌かれていく 波間を心ゆくままに 泳いだ日々の結末 何も知らないまま 感じないまま いられたら だけどこの気持ちが 箸の先まで届いたけど 食べ残しなんてしたくない 誰かに頼むこともない 視線と自戒のサンドウィッチ 今まで見たことない この状況は 魚からしたらシンプルな恐怖 魚からしたらシンプルな恐怖 魚からしたらシンプルな恐怖 魚からしたらシンプルな恐怖 恐怖 誰かのせいにして 味覚と共にさよなら できたならいいなと 思う自分は弱くて でも 食べ残しなんてしたくない 言葉にできないこの痛み 若めな大将 腕まくり 張り切っていられない この状況は 魚からしたらシンプルな恐怖 魚からしたらシンプルな恐怖 魚からしたらシンプルな恐怖 魚からしたらシンプルな恐怖 恐怖 恐怖
