沈黙の影はらう 傷だらけの手で 透明な屋根、ガラス 叩き割る羽根 目を開け 凍える声なら解けていくから 闇をまた照らして 花束、未来まで 夜に隠れてた影を追いかけ 彼女が睨んだ 壊れだす壁 ほら、ひかりがみえるから いつかの道で 無自覚な目がかき消した声、集め 残されたこの灯台に燈を 永遠を離れたら どこかで会うでしょう 想像の窓を超えて そのとき笑えてたらな 「じゃあ、またね」 目を開け 分け断つ線なら超えていくから 闇をまた照らして 花束、未来まで 夜に隠されたことばを手にし 不確かでもそっと ほのあかるいほうへ いま、夢は覚め きみの手にささやかなひかり