朝、当たり前だったことが 今、突然崩れていく 泣いてもいられず ただ懸命にできることをする もうもとには戻らないと 気づいていても いつの間にか夜は明けていた 痛いほどの無力さのなか 夜は明けていた ずっと、誇りだったものが 急に、不確かになっていく 傷ついてもいられず ただ必死に向き合っている 何のために、なぜ自分がと 戦いながら いつの間にか夜は明けていた またここに残されて 夜は明けていた 誰も助けてくれないと 本当は仲間も泣いている こんなにも理不尽で 無関心な世の中を こんなにも美しく 朝日は照らし出していく いつの日にも夜は明けていく 痛いほどの無力さのなか 夜は明けていく いつの日にも夜は明けていく またここに残されて 夜は明けていく