大層な事もなく ただ1日を消費して 疲れた顔 お願いだよ 誰も声をかけないで 振り返る必要もなく 頭の中にこの歌が 浮かんでいる今のうちに 全て書き留めておこう そして僕らはまた夢を見る 妄想列車に乗り込んで 夕焼けの海へ向かう 見上げた空もいつしか 色を失ってしまった 遠くなる声は 忘れてしまった名の歌 窮屈なスーツに 憂鬱を溜め込んだまま 虚な瞳 回らない頭で考える 誰も居ない部屋で ギターを抱えて眠る こんな歌が あなたにちゃんと届きますように 妄想列車に乗り込んで 朝焼けの海へ向かう 見据えた未来や希望が 形を変えたとしても 出会い続けるさ 息の根が途絶える日まで その日まで 僕らはまた夢を見る