校舎の裏に隠れて蒸した煙草の味 朝から学校サボって 連れと飲んだ酒の味 そんな事をしたって 大人になれるわけないのに それでも僕らは 何か変わると信じてた 親がウザいとか 教師がウザいとか 大人たちに 僕らの何がわかるんだとか そうやって決めつけて 突き放して 最後まで分かり合えないままで 一体僕達がなにを してきたっていうのか いつだって僕らは 邪魔者扱いさ そんなのもうわかってる 今はほっといておくれよ そんな歪んだ優しさで 近づこうとするなよ 大人と子どもの狭間で僕達は 何も知らず何もわからないままで 変わってしまった周りの人も場所も 全てが変わって見えたのは僕だけか ああ僕らの未来が 崩れていく ああ僕らの心が 歪んでゆく その前に 青い空を泳ぐ雲に 煙草のケムリを蒸して 混ざり合っていくのを ぼーっと眺めていた 学校終わりは彼女の 家でセックスしまくった 何気ない日々は 何気なく過ぎていく ああ僕らの未来が 崩れていく ああ僕らの心が 歪んでゆく ああ僕らの世界が 壊れていく