夜だと思ったのは灯りを 無くしたからか 来るハズの未来が来なかったからか 温めた思いを 冷やしたくなかったから 窓の外の季節に触れないようにした あれもこれもみんな 味気なくできてるからだ でもねそこにみんな味わいが 隠れてるから あの日見てたような空じゃない 月も太陽もないよ 許されるならばこの胸に 好き勝手に描き足してやる 優しい手で寄せた砂山のように サラサラと吹かれて風の顔を知る 変わることに照れる今日と 明日の境目には 混ざる温度のように溶け合って色を 落とす 尖り方知らない天使だよ そのキズも治せるかな 塗り替えるたびに消えていく もうひとつ空を飛んでいく 出会うことの裏に別れが見えて それを増やしたくなくて 戸惑ってたんだ 明日から見たら今日は 何色なんだろう 強い色を重ねるため嘘つきになれ こんな気分をまた 歌い続けていきたいよ ノートの隅でもいいボクだけの空を 描く 尖り方知らない天使だよ そのキズも治せるかな 塗り替えるたびに消えていく もうひとつ空を飛んでいく あの日見てたような空じゃない 月も太陽もないよ 許されるならばこの胸に 好き勝手に描き足してやる 尖り方知らない天使だよ あの日見てたような空じゃない