逃げ出した日の哀然も曖昧に滲んだ 刻下 冷たい霧を切り裂いて駆け出す いつかこの地に降る黒災の種を 解すために 差し出してくれた 手の温度忘れやしないよ まだ脚は竦むけれど踏み出す 潮時となったんだ 勇気を違えた 緑の魔女に会いにいこう やり方なんてわからないけど 私に似たあなたも救いたかったんだ 緑の雷撃が轟いて私はまた怯んだ 天鵞絨(ビロード)色に煤ばんだ ピュア 私は気づいていなかった 君の朱が拓いたんだ 鮮やかな青い魔術(ゆめ) 私は全て抱きしめたい あの笑顔にまた触れられるように 今 孤独を絶つ術 模索している 黒の魔術がもうあなたの胸に 目覚めていたこと 優しいあなたはきっと 気づいていたんでしょう? 昔みたいにあなたと 笑えたらどれだけいいだろう そんな望み 描き出している 緑の魔女は言ったんだ 「全て黒く染める」と それでも光は鮮やかな緑で私を 癒した 君の朱が混ざった光は鮮やかな ヴィヨレスペル 私は全て抱きしめたい あの笑顔にまた触れられるように 今ここで愛を放つ 一生涯胸中を彩ってくれる君の言葉 白い光へ混ざっていく
