邂逅のあの春は 君とただじゃれるだけだった 気づけば笑いあって気づけば 鬱陶しくなった 君が僕を打ったあの昼休み 覚えてるかい? 殴り返さなかったのが今は少しだけ 誇らしいんだ エリック 僕は君の心が今でも 少しもわからないんだ エリック もしもわかり合えたらどんな 春になったかな エリック いつか君の心が少しでもわかる日は 来るかな やっぱりそんなんどうでもいいか 延々知らんぷりしよう 解放のあの春は君をただ 避けるだけだった 気づけば笑えなくなって ケースに鍵をかけた 時間(とき)は エゴイスティックでもう声も 忘れかけてるけど 本当の意志を 君に話したい語り合いたいんだ そう今の心境で 変われない僕をよそに変わりゆく 街の静寂が 混沌の季節にはもう戻れないことを 告げている エリック 僕は…… エリック 僕は君の心が今でも 少しもわからないんだ エリック もしもわかり合えても同じ 春になったかな エリック 僕は君の心が今でも 少しもわからないが エリック 君といつか会えたなら絶対ぶん 殴ってやるぜ